2016年1月12日以降、Windows7 では IE8 ・9・10のサポートが切れます。そこで第3の選択肢。
vExpert Advent Calendar 12/8 のエントリーです。
http://www.adventar.org/calendars/980
かなり前から、アナウンスされていましたが、
2016年1月12日以降、Windows7 では IE8 ・9・10のサポートが切れます。
1ヶ月と少ししか猶予がありません。
引用-----------------
>2014 年 8 月 7 日に、マイクロソフトは「最新の” Internet Explorer “をご利用ください」 と題して、
>動作するオペレーティングシステムのライフサイクルに準拠していたIE のサポートポリシーが
>2016 年 1 月 12 日 (米国時間) 以降は、各オペレーションシステムの最新版の IE のみに
>変更されました。
引用------------------
個人であれば、IE11への移行は、さして問題にはならないとおもいますが、
企業で利用するWindows7では、かなりのインパクトがあると思います。
外部サイトを閲覧するブラウザとしては、最新のIE11への移行は、
比較的容易では、無いかと思いますし、
IEでは無く、その他のモダンブラウザ(FirefoxやGoogle Chrome)を利用すれば良いという判断もあるかと思います。
外部サイトの閲覧は、セキュリティリスクが高いので、最新のブラウザにすべきです。
しかしながら、イントラネットや業務系のWebシステムがIE8やIE9、IE10でないと正常に動作しないために、IE11への移行を諦めているケースが散見されます。
具体的には、IE11への移行は、諦めてIE8のままにする。業務Webシステム専用
IE8では、外部サイトを閲覧しない。
外部サイト閲覧用に、FirefoxやGoogle Chromeを利用する。
果たして、希望通りに、全てが上手く行くのでしょうか?
仮に、2016年1月以降にIE8/9/10に脆弱性が発見されたとしても、
セキュリティパッチがリリースされません。
ということは、脆弱性は、そのまま残ります。
悪意のある外部サイトを閲覧しない限り、その穴を突かれる事は、少ないかと思いますが
万全ではありません。
FirefoxやGoogle Chromeにもまだ見つかっていない脆弱性が潜んでいる可能性があります(もちろん直ぐにパッチがリリースされますが。)
ということで、IEを11に更新しない手は無い。と言うか、更新しないとダメと個人的に思っています。
問題の本質は、
「IE11に更新したいのに、IE8やIE9やIE10に特化した業務用のWebシステムがあり、IE11では正常に利用できない。
改修が間に合わない、改修コストが。。。。」
というところかと思います。
そこで、IE8 を Windows7 で利用するためには、色々なソリューションがありますが、
今回は、第3のソリューションと言われている、IE互換ブラウザに焦点を当てたいと思います。
ベースのIEは、最新のIE11に移行し、互換ブラウザを利用して、IE6やIE7やIE8やIE9やIE10の
動作をエミュレートして延命するソリューションです。
IE自体は、ベースのIE11を利用するので、ライセンス的な問題も無問題です。
IE互換ブラウザは、いくつかありますが、thinforie(シンフォリエ) 双日システムズ社製を
簡単に紹介します。
https://www.sojitz-sys.com/solution_service/virtualization/thinforie/
※評価版があるので、問い合わせフォームから申し込むことが可能です。
thinforieは、IEコンポーネントブラウザです、IE6-11に対応しています。
対応しているレンダリングモード
これ以外にも、いろいろと機能があるようですので、IE8等の移行に困っている場合は、
第3の選択肢として、評価してみるのもいいと思います。
thinforieの導入実績
中京銀行 1500台(IE6の延命)
https://www.sojitz-sys.com/casestudy/vmware_thinapp/id_000379.html
佐賀銀行 1300台(IE6の延命)
https://www.sojitz-sys.com/casestudy/vmware_thinapp/id_000563.html
宣伝でステマな気もしなくもなく、そうでもないような内容でした。
vExpert Advent Calendar 12/8 のエントリーです。
http://www.adventar.org/calendars/980
かなり前から、アナウンスされていましたが、
2016年1月12日以降、Windows7 では IE8 ・9・10のサポートが切れます。
1ヶ月と少ししか猶予がありません。
引用-----------------
>2014 年 8 月 7 日に、マイクロソフトは「最新の” Internet Explorer “をご利用ください」 と題して、
>動作するオペレーティングシステムのライフサイクルに準拠していたIE のサポートポリシーが
>2016 年 1 月 12 日 (米国時間) 以降は、各オペレーションシステムの最新版の IE のみに
>変更されました。
引用------------------
個人であれば、IE11への移行は、さして問題にはならないとおもいますが、
企業で利用するWindows7では、かなりのインパクトがあると思います。
外部サイトを閲覧するブラウザとしては、最新のIE11への移行は、
比較的容易では、無いかと思いますし、
IEでは無く、その他のモダンブラウザ(FirefoxやGoogle Chrome)を利用すれば良いという判断もあるかと思います。
外部サイトの閲覧は、セキュリティリスクが高いので、最新のブラウザにすべきです。
しかしながら、イントラネットや業務系のWebシステムがIE8やIE9、IE10でないと正常に動作しないために、IE11への移行を諦めているケースが散見されます。
具体的には、IE11への移行は、諦めてIE8のままにする。業務Webシステム専用
IE8では、外部サイトを閲覧しない。
外部サイト閲覧用に、FirefoxやGoogle Chromeを利用する。
果たして、希望通りに、全てが上手く行くのでしょうか?
仮に、2016年1月以降にIE8/9/10に脆弱性が発見されたとしても、
セキュリティパッチがリリースされません。
ということは、脆弱性は、そのまま残ります。
悪意のある外部サイトを閲覧しない限り、その穴を突かれる事は、少ないかと思いますが
万全ではありません。
FirefoxやGoogle Chromeにもまだ見つかっていない脆弱性が潜んでいる可能性があります(もちろん直ぐにパッチがリリースされますが。)
ということで、IEを11に更新しない手は無い。と言うか、更新しないとダメと個人的に思っています。
問題の本質は、
「IE11に更新したいのに、IE8やIE9やIE10に特化した業務用のWebシステムがあり、IE11では正常に利用できない。
改修が間に合わない、改修コストが。。。。」
というところかと思います。
そこで、IE8 を Windows7 で利用するためには、色々なソリューションがありますが、
今回は、第3のソリューションと言われている、IE互換ブラウザに焦点を当てたいと思います。
ベースのIEは、最新のIE11に移行し、互換ブラウザを利用して、IE6やIE7やIE8やIE9やIE10の
動作をエミュレートして延命するソリューションです。
IE自体は、ベースのIE11を利用するので、ライセンス的な問題も無問題です。
IE互換ブラウザは、いくつかありますが、thinforie(シンフォリエ) 双日システムズ社製を
簡単に紹介します。
https://www.sojitz-sys.com/solution_service/virtualization/thinforie/
※評価版があるので、問い合わせフォームから申し込むことが可能です。
thinforieは、IEコンポーネントブラウザです、IE6-11に対応しています。
対応しているレンダリングモード
レンダリングモード | IE7 | IE8 | IE9 | IE10 | IE11 | thinforie (IE11 Trident利用時) |
IE11 標準モード | ○ | ○ | ||||
IE10 標準モード | ○ | ○ | ○ | |||
HTML5 Quirksモード | ○ | ○ | ○ | |||
IE9 標準モード | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
IE8 標準モード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
IE7 標準モード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
IE6 / 5 Quirksモード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
thinforieの機能概要
IEとの高い互換性を提供 (IE互換モード詳細設定) | ・IE互換モードの制御 ・バージョンに合わせたUser Agent変換とレンダリングを行う。 ・プロセス単位、URL単位で互換モードを設定可能 ・Webページに記述された互換設定をオーバーライド可能 ・Input boxやロケール名の制御(IEバージョン違いの動作を制御) |
セキュリティの付加・向上 (セキュリティゾーンフィルター機能) | ・セキュリティゾーンによる表示可否制御 ・インターネットゾーンのサイトは表示しない、あるいは、 既定のブラウザーにリダイレクトする等の制御が可能 |
アプリケーション仮想化ソリューションとの高い親和性 | ・VMware ThinAppのThinDirect連携(標準IEからthinforieにリダイレクト) ・vRegEdit(仮想レジストリ)、vCmd(仮想ファイルシステム)の操作可能 |
thinforie専用拡張API機能 | ・thinforie専用のAPIを搭載、Javascriptから呼び出すことが可能。 IEとthinforieで動作を変更したい場合等に利用可能。 |
3rdパーティーソリューションとの連携 | ・VMware ThinApp ThinDirectプラグイン対応 呼び出し側として動作可能、thinforieからthindirect経由で仮想ブラウザーを起動可能 ・Soliton IEGate プラグイン対応 IEGateによる、WebページのSSOに対応 |
詳細な動作ログ出力機能 | ・詳細な動作ログを出力可能 動作検証フェーズや障害発生時のログ解析が可能 |
これ以外にも、いろいろと機能があるようですので、IE8等の移行に困っている場合は、
第3の選択肢として、評価してみるのもいいと思います。
thinforieの導入実績
中京銀行 1500台(IE6の延命)
https://www.sojitz-sys.com/casestudy/vmware_thinapp/id_000379.html
佐賀銀行 1300台(IE6の延命)
https://www.sojitz-sys.com/casestudy/vmware_thinapp/id_000563.html
宣伝でステマな気もしなくもなく、そうでもないような内容でした。